スーパー公務員になれなくても エクセルとワードは公務員の職人道具

みなさま,こんにちは!

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皆さんは業務でエクセルを使う機会はありますか?

県庁職員としての私の10年程度のキャリアの中では,使わなかった部署はありませんでした。

税など,独自のシステムを使う業務では,もしかするとあまり使わないのかもしれませんが,大抵の所属では使うことになるでしょう。

 

このごろ思うのは,仮に公務員に最低限のスキルがというものあるのであれば,エクセルとワードを使えるということではないでしょうか。

 

ブログタイトルにあるとおり,「スーパー公務員」というものは誰でもなれるものではなく,ちょっとうさんくさい位に個人的には思っています。

 

「まわりをまきこんで失敗を恐れず新しいことに挑戦する」といった,世に言う「スーパー公務員」の資質は限られた人にしかありませんが,ワードとエクセルは日々の鍛錬でなんとでもなると思っています。

 

正直なところ,公務員としてのプロ意識として,何か立派な志を持っている人よりも,プロ意識として「ワードとエクセルはしっかり使いこなせます」という人の方が,よっぽど優秀な職員といってしまってもいいでしょう。

 

職人は道具を使いこなせなければ仕事ができませんが,公務員の場合はそれがワードとエクセルです。道具の使い方を極めることで,仕事の質が上がります。ここでいう仕事の質とは,なんと言っても効率性です。

 

個人的には,特異な資質を持つスーパー公務員を目指すよりもまず,不用な時間外勤務などでコストをかけない公務員になる方が,よっぽど手っ取り早く住民のためになると思っています。公務員としてのプロ意識があるとすれば,道具であるワードとエクセルを使いこなして,無駄な業務時間を省くこと,その程度でもだいぶ立派なものではないでしょうか。

 

何かちょっとした照会の様式一つ作る際にも,少しでも時間を掛けずに,また回答しやすいものを作ろうという意識が大事です。

スーパー公務員を目指すことは難しくても,こうしたことであれば日々意識して改善してくことができるのではないでしょうか。

それでは,スーパー公務員によろしく!