なぜこんなにもたくさん公務員のお仕事本があるのか

みなさん、こんにちは!

図書館に行くのが大好きなのですが、良く立ち寄るのが「公務員」のコーナー。

日本十進分類表の番号ですと317行政のあたりにあります。

これがかなりの数がでていますね。

特にこの頃やたらと増えてきたのではないでしょうか。

「公務員ライフハック」や、「公務員のデザイン」、「スーパー公務員」など、若い職員に向けが多い印象です。

少し話がそれますが、新聞広告を見ていると、この頃子供向けの生き方の本やマナー本が売れているようです。

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もともと自然と友達との付き合いの中や家族、地域の中で学んでいたことを誰も教えなくなったから子供向けにルールを教える本が売れる用意なったのかなと推測しますが、公務員についても同じかもしれません。

私も含め若い世代はゆとり世代、ミレニアム世代などと言われ、とにかく怒られることにあまり慣れていない。

40~50代の方が上司に当たるわけですが、だいぶ我々に気を使ってくれている気はします。

もっと上の世代だと昔のノリで特に気にすることなく叱ったりなんだりできた世代なのでしょうが、今の上司世代はハラスメントという言葉も一応はしっており、ある程度繊細に我々若い世代を扱っているというか、はれ物に触れるようにというところはあるかもしれません。

いいか悪いか、若い世代は昔は飲みにけーしょんなどで上司に色々言われた処世術のようなものを聞く機会もが少なくなったのだと思います。

その結果、怒られない子どもが本でマナーを学ぶように、本からしか働き方を学べない公務員のニーズが大きいのかと思います。

かくいう私もそのタイプです。

飲み会は時間とお金の無駄として若い世代に嫌われているとよく報道されていますが、例えば飲食つきで個人的にひとつの職業観や処世術をレクチャーしてもらえる社会勉強の機会と考えると、自分ももっと積極的に参加しておくべきだったなと今更ながら思います。

確かに、書籍はある程度成功した人が書いているので、そこらの職場の上司の愚痴交じりの説教などよりは役に立つように思えますが、個人的な感覚では一回の飲み会につき1つくらいは「へーそうだったのか」という有益な情報が得られる気がします。

だんだん自分の反省になってきましたが、飲み会に参加するのと、しないのでは、面倒でも飲み会にいった方が仕事がしやすくなります。

「飲み会なんか行かなくてもいい」と気を張るのも自由ですが、「なんだかんだ飲み会にいった方が仕事がしやすくなる」というのは真理といってもいいんじゃないかとおもいます。

なんでかと言われれば、とにかく飲んだ関係だと何かと話しやすくなるんですよね。

私のように人づきあいが苦手な人は人にものを頼むのが苦手なので、その分自分のスキルを高めれば人に頼らなくて済むという思考になりやすいと思います。

それはそれでいいのですが、個人のスキルというのとまったく別の側面として飲み会を通して人間関係を円滑にしておくと楽なのは事実です。

お仕事本はモチベーションアップにつながるのでそれはそれでいい効果があるのですが、本だけに傾倒して普段の職場での学びをないがしろにしないようにしたいものです。

それでは、スーパー公務員によろしく!