雑談する仕組み作りとは 日経新聞記事 メルカリ、在宅でチーム力 離れても意思疎通は密に

みなさん、こんにちは!

旅行番組をみて海外旅行をうらやましがるように日経新聞の民間の進んだ働き方の記事を見るのが好きです。
今回は、2022年2月21日朝刊に在宅勤務での意思疎通の取り組みが載っていました。

メルカリでは1,000人以上の社員の約9割が在宅勤務するとのこと。
チームコミュニケーションワークという手法で工夫しているそうです。

もう一つ紹介されていたのがヤッホーブルーイングというクラフトビール会社の取り組み。
連絡事項を伝える「通夜のような」朝礼を雑談朝礼に変えていろいろなアイデアが出るようにしたとのこと。

この記事はこの頃お決まりの感もある「心理的安全性」が大事と締めくくられています。

在宅勤務が多くなり、雑談が大事といわれるようになりました。

でも、公務員の職場での雑談って結構難しいですよね。

多くの職場では窓際に管理職が座り、グループごとに島がある感じの配置だと思います。
皆担当する仕事が違い、個々で作業することが多い中、なかなか仕事以外の話しを堂々とする空気ではない、というところが多いのではないでしょうか。
さらに昨今ではコロナで感染防止のパネルが立っていたりでなおさら話しにくい雰囲気です。

また、雑談が得意な人と苦手な人がいますが、公務員は民間より物静かというか、雑談が苦手な人が圧倒的に多い印象です。

そう考えると、このヤッホーブルーイングのように、雑談がしやすい環境を職場が作ってあげるというのは、いわゆる心理的安全性の高い職場をつくるために大真面目に考えなければならないことになってきています。

私も自分が仮に部下を管理する立場になった時にうまくやっていけるかという不安からいろいろ日々考えていますが、雑談が生まれるグループ作りができるかというと自信がありません。

公務員の職場でなんとなく考えられるのは次のような感じでしょうか。

1 簡単な連絡事項ミーティングをよく開く
 この記事のヤッホーブルーイングのように「雑談朝礼」とまで直接的に言ってしまうと構えられるかもしれないので、何となく島やグループで集まってその週の予定の共有の時間をつくり、各自なんかありますかくらいの発言の場を作るくらいがまずできるところかもしれません。

2 雑談を推奨する
 これは管理職あたりが働き方改革の流れで「もっと雑談をしていいよ」というと、職員も雑談をしていて後ろめたくなくなります。

3 お菓子を配る
 仮に自分が管理職の立場になったら、最後はモノということで、たまにお菓子を配ったりおいたりしてひとこと二言の会話を作るしかできないかもしれません。

4 チャットを使う
 自治体で在宅勤務の流れでチャットの活用が進んでいるかと思いますが、若い人で人見知りタイプでもチャットでは結構饒舌ということもあります。
 話すタイミングがつかめないなんていう人は結構多いんですよね。
 今後はこのチャットでの情報共有や、雑談が主流になっていくかと思います。

以上、雑感でした。

結構年配の女性の職員の方などは定期的にお菓子を配ったりしてくれますが、あれも職場の雰囲気をよくする知恵なんだろうなと思います。

そういうのって結構大事ですよね。

それでは、スーパー公務員によろしく!