より働きやすい職場へ?デジタル化推進で公務員になりたい優秀な人材をつかむ

みなさん,こんにちは!

前回,デジタル化の話をしましたが,調べてみると,総務省は「地方公共団体におけるテレワーク推進のための手引き」というものも作っているようです。

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県庁所在地に住んでいない県庁勤務の身には,テレワークはとにかくありがたく,どんどん推進して欲しいと思っています。

その中で,電話がネックだなとか,会議ができないなとか,家にいるのにいつもと同じ始業時間から始めないといけないのかといったことが不満でしたが,こういったことは先進自治体では解消されているようです。

手引きの中に,先進的な自治体の事例が載っているのですが,電話については,職員個人の携帯に2つめのIP電話番号を設定したり,公用携帯を大量に貸し出したりしています。

また,内部の会議も会議システムでの開催を推奨して,勤務時間はコアタイム制度といったことをやっている自治体もあります。

とにかく,実現できる技術はあるわけですから,やればできるんですね。
あとはとにかくやるか,やらないかだけの問題と。

この先進事例の中に,「知事の強力なリーダーシップのもと」という記述が強調されているのですが,とにかく制度を変える話なので,上から強烈に推し進める必要がやはりあるようです。

この中で,テレワークだけではなく,リモートワークデスクを地方の事務所に設けて,地方に住んでいる職員がリモートデスクで仕事をする事例が紹介されていましたが,これは特にいいなと思います。

私の家の近くにも地方の事務所がありますが,勤務先は県庁なのでわざわざ県庁に出勤しています。これを,たまに地方の事務所内のデスクで仕事するようにすれば,他の部署の方もここで働くことになると思うので,部署を超えた新しい情報交換の場にもなるかと思います。

また,災害対応の際にモバイル場素紺を活用した例も挙げられていましたが,基本的に職員がモバイルパソコンを持ち帰るようにすれば,夜の災害の際などのメールのやりとりが迅速にできるといったメリットがあります。

総じて,デジタルを活用していろいろな場所での仕事ができるということは,多様性につながって,組織は強くなると思います。

そのようにいろいろな働き方ができる,ということは,採用上でもメリットではないかと思います。

どんどん推進して欲しいものです。

それでは,スーパー公務員によろしく!