管理職=マネージャー=「なんとかする」ひと

みなさま,こんにちは。

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以前,公益財団法人に関わったことがあります。

財政赤字がどの公益財団法人にも共通する悩みではないでしょうか。

財務データを見ると,負担なのが人件費です。
中でも,理事長など上役の報酬が目立ちます。
小さな法人だとなおさらです。
そもそも,理事長は法人の赤字状態に解決策を示せていません。
その人物に,多額の報酬を払う必要があるのでしょうか。
理事長を変えてしまうのが一番の経営改善ではないかと思います。

こうした法人の役員は自治体からの天下りが横行しています。
元をたどると自治体職員の資質が元凶となっているようです。
法人経営に必要なコスト意識や,マネジメント能力を欠いているのでしょう。

manageは英語で「なんとかする」の意味もあります。
積極的な関わりを感じさせます。
一方で,ほとんど管理職は組織の現状維持で満足しているようです。

適切に人員と財と配分して目的達成のために組織を動かす。
そういった意識を持った管理職は少ないようです。

「なんとかしなくても大丈夫である。」
というのが身分を失うリスクが無いに等しい公務員の考え方でしょう。
行政の非効率は全てここからくるのだと思います。

そうならないためには本人の職業倫理に頼るほかないのでしょう。
モラルハザードに起因するので,解決策も意識の問題にならざるを得ません。

こういう自分も数年後にどうなっているかわかったものではありません。
このブログもタイムカプセルの意味合いで書いています。

それでは,スーパー公務員によろしく!