飛び出す!公務員 時代を切り拓く98人の実践 感想① あえて内輪でやることのメリット

みなさん、こんにちは!

飛び出す!公務員 時代を切り拓く98人の実践 学芸出版社 を読み始めました。

どんな本?
98人のとあるように、1人4ページほどでいろいろなスーパー公務員といえるような方々の活躍を紹介する本です。
通して読むとかなりの分量ですが、つまみながら読めるのはいいですね。

 

 

山形県山形市 後藤さんの取組

1人目として紹介されているのが山形市の後藤さんというかたの取り組みです。
この方は、広域的ネットワーク・東北まちづくりオフサイトミーティングという勉強会を運営されているとのことです。

3人ではじめた勉強会


この勉強会を立ち上げるまでの経緯が面白いです。
後藤さん自体、大阪で開催されていた別の勉強会に参加し、学びの重要性に開眼します。
そこで、周りにもその勉強会に一緒に参加を呼び掛けたところ、誰も応じてくれませんでした。

普通はここで意識の低い連中だなどと思って終わってしまいがちですが、後藤さんは大阪まで行くのが経済的なものならば、似たような勉強会を立ち上げることにしました。
そうして3人で始まった勉強会がどんどん大きくなっていったとのことです。

内輪で、小さく始めてもよい

少人数の勉強会を立ち上げるというと、「何を内輪で」と否定的に捉える向きもあるかもしれません。
でも、公務員に限っては、「内輪だったら」という安心感が与える力というのは相当なものがあります。
たとえば、みなさんの庁内でも、庁内サークルや庁内報お好きな方、多くありませんか?

これはむしろ後藤さんのようにうまく利用した方がいいとおもいます。
公務員の人数というのも、ばかにならないため、内輪と言ってもかなり大きな団体です。
後藤さんの勉強会に限らず、公務員の内輪思考をうまく利用して、地域振興ができないかなと思います。

サークル活動だって立派な地域還元

たとえば、さきほど挙げたサークルだってばかにはできません。
ラーメン部のようなものをつくって、月1回地方のラーメン屋めぐりをしたり、スキー部がスキー場に連泊したりすれば、地元経済への貢献になります。

社会の人々を動かすのは難しくても、せめて内輪の公務員だけを使った、地域還元になる仕組み作りがなにかできないものかなと思います。

余談 勉強会で意識が高いと思わないで

余談ですが、後藤さんは企画系の部署にいた時に大阪の勉強会に参加したとのこと。企画系の方は、意識高い形と言われようとそのくらいアンテナが高くてちょうどいいと思います。 

 

それでは、スーパー公務員によろしく!

 

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