雑感 ブログ1年目、作成してみてどうだっった?アクセス数はあるのか?

みなさま,こんにちは! 2020年11月にブログを作成してそろそろ1年にもなろうというところです。 11月~12月頃に仕事が暇であったため,書きためた記事を毎日アップロードした切りで,1~3月は激務であったため,休止,この頃になってまたちょ…

雑感 日本経済新聞,地方行政欄が終了してしまいました… 日本の地方自治の未来は?

みなさま,こんにちは! なかなか忙しく,新聞記事の感想などを書く機会がない今日この頃ですが,愛読していた日本経済新聞の地方行政の欄が先日終了してしまいました。 いままで月,火あたりに毎週掲載されていたと思います。 地方自治の推進に対する結構熱…

無料でPCスキルアップできる穴場スポット 図書館でハウツー本を借りよう!

みなさま,こんにちは! 前回,スーパー公務員になれなくてもワードとエクセルをスキルアップすることで,業務時間を減らし,時間外を減らすことで自治体のためになる職員になれるのではないかという話をしました。 takeaway.hatenablog.jp takeaway.hatenab…

スーパー公務員になれなくても エクセルとワードは公務員の職人道具

みなさま,こんにちは! 皆さんは業務でエクセルを使う機会はありますか? 県庁職員としての私の10年程度のキャリアの中では,使わなかった部署はありませんでした。 税など,独自のシステムを使う業務では,もしかするとあまり使わないのかもしれませんが…

公務員がチャットで意見交換便利なLOGOチャット

みなさん、こんにちは。 自治体の知見,チャット共有 新興チェンジが提供,30万人活用(日経新聞2021年3月12日記事感想) 記事内容・1部上場企業のチェンジが地方自治体の意見交換ツール「LoGoチャット」を開発。・ワクチン予約や10万円給付金な…

コロナでできた無駄業務?オンラインセミナーへの出席を避ける方法

みなさん、こんにちは。 コロナの発生以降,オンラインセミナーが相次いで開催されています。業務で数多くのセミナーに参加する機会ある方も多いのではないでしょうか。しかし,多くのオンラインセミナーへの出席は本当に必要でしょうか。気軽なオンラインセ…

道の駅デジャヴ?一見クールだけど地方創生のお荷物になりそうなインバウンド施設

みなさん、こんにちは。 【一見スタイリッシュなインバウンド施設の罠】コロナでいったんストップしていますが,ついこの前まで日本中インバウンドブームでした。地方創生の交付金などを使って,数々のインバウンド向け施設が作られています。一見スタイリッ…

2020年12月21日日本経済新聞記事 ANAから自治体へ出向続々 狙いは航空路線の維持

みなさん、こんにちは。 コロナの影響で航空業界は厳しい状況が続きます。そんな中,地方空港の路線維持のため,ANAの職員を自治体が受け入れているとのこと。 通常,併任の職員は給料は企業側が負担するところ,例外的に自治体が負担するようです。 県庁に…

地方創生で作られる小さなハコモノ 特設サイトという負の遺産

みなさん、こんにちは。 ハコモノ行政の時代は終わったと言われますが,密かに量産される現代のハコモノともいえるような負の遺産があります。 それが「特設サイト」です。 非常に小さなものですが,じわじわと自治体職員の時間と予算を蝕みます。 自治体のW…

「東京からの地方移住で100万円」でもほとんどの地方には関係がなさそうな理由

みなさん、こんにちは。 2020年12月7日の日本経済新聞に「地方移住 住宅に100万円 東京23区居住者 購入でポイント」という,移住者がのどから手が出るほど欲しい地方の自治体には一見うれしいニュースが掲載されていました。記事の概要です。 ・…

地方移住,後悔しないために 地方創生で移住者のためのまちづくりができない理由

みなさん、こんにちは。 2020年12月3日 日本経済新聞「経済教室 私見/卓見 地方移住,後悔しないために」という記事をきら星代表の伊藤綾さんという方が寄稿されていました。記事概要 ・湯沢市で移住相談を受けているが,仕事や移住に関する問い合わ…

インバウンドの罠 田舎に来てくれる海外富裕層という幻想

みなさん、こんにちは。 地方でのインバウンド事業では,「田舎に来てくれる海外富裕層がいる」ということが1つの事業実施理由になっているようですが,本当にそうでしょうか。 インバウンド事業をやっていると,次の様なことをよく聞かされます。 「大量に…

【閑話休題】地方移住論とインバウンドに共通する無責任さとは~『教育格差』(ちくま親書)感想~

みなさん、こんにちは! 『教育格差』(ちくま親書)松岡亮二 著 を最近夢中で読んでいます。いたずらに格差を大きくみせることもなくデータを淡々とならべています。 教育格差 ──階層・地域・学歴 (ちくま新書) 作者:松岡亮二 筑摩書房 Amazon 親の大卒割合…

インバウンド事業費が大手企業に食い物にされる理由

みなさん、こんにちは。 都道府県という単位でインバウンド事業を行うのは最適ではないということを前回の記事で述べました。 takeaway.hatenablog.jp 「○○県」を海外からの旅行客にPRするといった,そもそもの目的がおかしいため,都道府県のインバウンド担…

「わが県限定」のインバウンド事業が税金の無駄にしかならない理由

みなさん、こんにちは。 前回の記事で各自治体がインバウンドで競い合う無駄について少し触れました。 takeaway.hatenablog.jp その中でも、特にさしたる強みもない県が行うインバウンド事業はあまりに非効率で効果が見えず,税金の無駄にしかならないので一…

フルセット行政と地方創生~『この国のたたみ方』佐々木信夫著 感想~

みなさん、こんにちは。 『この国のたたみ方』佐々木信夫著 新潮社を読んでいます。 この国のたたみ方 (新潮新書) 作者:佐々木 信夫 新潮社 Amazon 人口減社会では現在の47都道府県体制は高コストで,卸売業者でしかない県庁は道州制組み替えてしまった方…

新聞記事感想~先進事例との正しい接し方とは~

みなさん、こんにちは。 日本経済新聞11月24日記事opinion 「外の人」が導く地域の革新 要約・岐阜県高山市は訪日観光客の恩恵が大きかったため,コロナで打撃を受けている。・IT分野人材を育てるために,高山市に住みながらIT人材として働くための取組…

都市につまみ食いされる地方~日本経済新聞2020年11月24日朝刊記事感想~

みなさん、こんにちは。 2020年11月24日の日本経済新聞朝刊記事,「働き方innovation 一つの仕事で満足ですか② 都市と地方,デュアルに「相思相愛」ネットが縁結ぶ」の感想です。 記事要約。・製薬会社の社員が副業として北海道の木材加工の企業の取…

都市部で仕事をしながらわざわざ田舎に住むのが不安な理由

みなさん、こんにちは。 県庁所在地(ここでは政令市をイメージしてします)に住めるのは,地方の中でもエリートである。 県庁所在地から離れた中途半端な地方都市に住んでいると,そう言ってしまって過言ではないと感じます。 日本国憲法では,居住地選択の…

県庁所在地に暮らせるのに田舎暮らしを選んだたった一つのメリット

みなさん、こんにちは。 都会の方がイメージする地方はひとくくりのイメージかもしれません。 しかし,地方と一口にいっても,政令市である県庁所在地などの暮らしと,中小規模の市での暮らし,郡部での暮らしは大きく異なります。 田舎者である自分自身,都…

都会の人から見えにくい「中途半端な地方都市」の存在~俵万智さんのコラム感想~

みなさん、こんにちは。 先日,日本経済新聞に俵万智さんの地方暮らしについてのコラムが掲載されていました。 地方暮らしと対比される東京暮らしの魅力は「ゴージャス」でつまみ食いできること。その一方で地方暮らしの魅力は住んでみないと味わうができな…

地方創生の落とし穴 ヨソモノが成功しても地元には関係ない理由

みなさん、こんにちは。 よく,ヨソモノが地方創生を成功させるといわれますが,その成功事例はヨソモノの行った事業が,都会の人には受けているが,地域の人には何も関係がない,という場合は多々あります。単にヨソモノがビジネスを田舎で成功させただけの…

自然豊かなわが町をPRして移住が増える?地方創生の移住促進成功事例の落とし穴とは?

みなさん、こんにちは。 地方創生の移住政策の成功例では,田舎に移住して自然派の田舎暮らしというイメージを全面に押し出したものがみられます。 takeaway.hatenablog.jp このイメージが都会暮らしにつかれた人々を引きつけて,移住者増につながったという…

閑話休題 田舎者の地方創生担当者のもやもや

みなさん、こんにちは。 もうこれは感情的な話になってしまうのですが,地域が衰退するしかないからといって,それを商品として売ってしまい,気に入ってもらえば住んでもらい,商品価値がなくなれば手放して良いというのは,これまでその地域で暮らすしかな…

地方創生が大成功!でもあなたが思う理想の「賑わいあるまち」はもう戻らない?(2)

みなさん、こんにちは。 前回の続きです。 takeaway.hatenablog.jp 絵に描いたような地方創生の成功事例で地域にはどんどんお金が落ちます。これは,地域に何が起きたのでしょうか。 一言で言えば,この地域で生産される価値を丸ごと商品化し,資本主義のマ…

地方創生が大成功!でもあなたが思う理想の「賑わいあるまち」はもう戻らない?(1)

みなさん、こんにちは。 当ブログでは,地方創生は単なるバラマキに過ぎない,地方創生では地方の衰退は止められないので無駄な策は弄さずに衰退する地域と向き合った方がいいととにかく主張していますが,仮に,自分の住む地域で地方創生が国の思惑通り成功…

地方創生をやめたくてもやめられない一番の理由,「地域の魅力」の呪いとは?

みなさん、こんにちは。 地方創生の成功事例には,次のようなタイプのものがあります。 誰も注目しなかったわが町の魅力を新たに発見し,新しい切り口で発信してみたところ,都会の新しい価値観をもった若い人たちに評価され,首都圏からの定住人口が増加し…

田舎は都会に消費されることでしか地方創生を実現できない?

みなさん、こんにちは! 地方創生はヒト・カネ・モノを地方に呼び込むものですが,それはどこから呼び込むのでしょうか? 日本全国でヒト・カネ・モノが集まっているところは,やはり首都圏,いってしまえば東京ということになるでしょう。また,日本にとど…

ミーハー感がぬぐえない地方創生事業

みなさん、こんにちは。 地方創生の成功事例についての話をつづけます。 私が地方創生関係の事業で覚える違和感には、ミーハー感があります。 地方創生の成功事例、その成功事例を導いたキーパーソンの職員、関係するコンサルやピックアップされる地元のキー…

もてはやされる地方創生成功事例の胡散臭さ

みなさん、こんにちは。 公務員の皆様は、図書館や本屋の公務員関連本のコーナーに行かれたことはありますでしょうか? takeaway.hatenablog.jp takeaway.hatenablog.jp 公務員本関連って公務員試験関係本のこと?と思われる方も多いかもしれませんが、地方…